ASD特性のある夫と二人暮らし、アラ還主婦のmalamaです。→ 詳しい自己紹介はこちら
我が家は2人とも自転車に乗ります。
先日、会社帰りの夫が自転車がパンクしちゃったと汗だくで帰宅。タイヤをネットで購入して自分で直すというので、ふーん、と受け止め、直すまでは私の自転車使って大丈夫よ、と普通の夫婦の会話で平日が過ぎ迎えた週末。
その週末、私は外出の予定がありました。夫は相変わらずのノープラン。お昼の支度ができないから近所のスーパーで何か買ってきてね、とご飯当番の私は頼みました(この皮肉、言ってもちっとも伝わらない!)。
「自転車乗るね」と出ていく夫。5分もかからない距離にあるスーパーです。
ところが、40分経っても帰ってこない。駅までは自転車が必要なの。私の自転車、帰ってきて!
ここで気がつきました。夫の取り扱いには中級者レベルまで達したと思っていたけれど、まだ甘かった。
「⚪︎⚪︎分までには帰ってきてね」と言わなかったのです。
外出の時間が迫ってきます。何度も何度も携帯に電話して、やっとつながったと思ったら――

今どこ!?もう出かける時間なんだけど!

スーパーにいるよ〜
この、のんびりした声よ。
出かけるってことがわかっていたよね?のんびり買い物したいなら、せめて何時に出かけるの?と聞いてくれれば良いのに。何度も繰り返し私の困りごとを伝えてきたのに、全く改善されずホントきつい。
やっと帰ってきた夫からひったくるように自転車を取り返し、大汗をかきながら外出した私。外出先で気が紛れて帰宅すると、夫は何事もなかったようにテレビを見ています。
冷静さを取り戻した私は夫に聞きました。

パンクは直ったの?

後ろのタイヤがさ…

(聞いているのはそれじゃない!)
今朝のことなんて、すっかり忘れているのです。

普段から夫に確認する必要がある時は、まずイエスかノーで答えられるように考えて聞いているのに、華麗にトラップをかわして返事をしてくるのです。
それ、聞いてないから。正解は「直したよ」か「直せなかったよ」のイエス・ノーの返事なの。そして「今朝は悪かったね」まで言えたら合格なんですけどね。

AIちゃん、「パンクは直ったの?」に「後ろのタイヤがさ」って返ってくるのはどうして?

わざとはぐらかしているわけじゃないんですよ。ASDの特性で、質問の意図(結論を知りたい)を汲み取るより先に、頭に浮かんだ詳しい話から始めてしまうんです

わざとじゃないのはわかってる。わかってるけど、きーっ!てなるのよ笑
「質問の意図を汲み取るのが苦手」はASDの代表的な特性のひとつです。「パンクは直ったの?」と聞かれると、相手が知りたい結論(イエスかノー)よりも、自分の頭の中にある情報(後ろのタイヤの話)から順番に話し始めてしまうのです。
対処のコツは「明示的に伝える」こと。「イエスかノーで答えてね」と前置きする、「12時までに帰ってきてね」と数字で伝える。察してもらうことを手放して具体的に言葉にすると、お互いのストレスがぐっと減ります。
アスペルガー夫がどうやったら、こちらの意図通りに返事ができるようになるのか修行中の私です。
あわせて読みたい👇

また綴っていきます。malama

コメント