こんにちは。ページに来て下さりありがとうございます。50代夫婦二人暮らし。ASD特性を持つ夫との生活を綴っています。
家事って簡単にいうけれど、普段の何気ない家事でも段取りを考えたり先を見越したり、「だいたいこんなもんかな」と状況を判断しながら進めているのですよね。アスペルガーの夫には苦手がことのオンパレードです。
曖昧な表現は伝わらない
夫はマルチタスクが苦手です。同時に並行して何かを行う事ができない。でも家事ってマルチタスクの連続ですよね。煮物をしている間に、洗濯物を片付けたりお風呂を見に行ったり。
加えて、だいたいこんなものかな、と予測することって多いです。料理をしてても、時間がないから、細かく切ろう、今日はこの食材と合わせるから乱切りにしよう、とか。たとえ同じ人参でも切り方や必要量も都度、変わってくる。これを夫に頼み時にも工夫が必要なんです。「適当にお願いね」とか「大体でいいから」このような表現では伝わりません。目的、理由、完成図みたいに説明しないと?となります。「今日はカレーを作るの。材料はここ。後はよろしくね」と言ってみたいものです。

「今日はカレーを作るの。人参は大きいから半分だけ使って。一口大ぐらいの大きさに切ってね。じゃがいもは煮崩れないように人参より大きめにね」など細かく伝えないとカレーらしきものはできますが、材料を細かくしすぎたり、火が通らなかったりします。一緒に調理をしていて、どうすれば良いのか聞かれて、つい「大体でしいよ」と返答してしまう事があるのですが、あ、これでは困るんだ、と気がつき、何センチぐらい、スプーンいっぱい など具体的に伝えるようにしています。マニュアルがあるが落ち着くのか好きなのか、具体的に言うときちんと仕上げてくれるのは良いところかなとも思っています。餃子などを詰めていても私は具材の量が適当なのですが夫はきちんと仕上げてくれます。時間はかかるけど。それも見越して頼んでいます。でも面倒な時は面倒。「適当によろしくね」って言ってみたい。
- ASDの人は「脳内で情報を一時的に保持しながら処理する」ワーキングメモリが弱い傾向があります。複数の作業を並行するマルチタスクはこの力をフル活用するため、特に苦手です
- 「だいたい」「適当に」「いい感じに」という曖昧な表現は脳内で処理できないため、具体的な数値や手順に置き換えて伝えることが効果的です
- 「人参は3cm角に切る」「じゃがいもは人参より一回り大きく」など、一工程ずつ・具体的に伝えると動きやすくなります
先の予測をすることが難しい
私は逆に先のことを考えすぎる、取り越し苦労派なのですが、それにしても夫を見ていると呑気だな、これ、だから、こうなるよね、と見ちゃうことが多いです。でもこれって不注意もあるかな?と気づきました。なぜなら落とし物も多いのです。今までも携帯、お財布、キーケース、自転車の鍵 などなど騒動が起きました。これら全部見つかっていて事なきを得ているのですが、見つけたのもほとんどが行動を分析している私でした。
あれ?アスペルガーって思っていたけど注意欠如 ADHDもあるのかな?と感じ出しました。調べてみるとアスペルガー ASDにも色々なタイプがあるようです。
- ASDには大きく4つのタイプがあると言われています(Wing分類)
- 孤立型:他者との関わりに無関心で、一人を好むタイプ
- 受動型:自分から関わりは求めないが、誘われると合わせられるタイプ。一見「普通に見える」ため周囲に気づかれにくい
- 積極奇異型:関わること自体は好きだが、距離感がつかめず一方的になりやすいタイプ
- 尊大型:自分のルールや知識に強いこだわりを持ち、他者より優位に立とうとするタイプ
- またASDとADHD(注意欠如・多動症)は同時に持つケースが多く、落とし物・忘れ物・先の見通しが立てられないといった特性はADHDとも重なります
夫は完全に受動型のタイプに当てはまりました。 そしてADHDの特性も重なる事があるようです。これを知ってストンと腑に落ちました。これだったのね、と変に気が楽になった気がしました。ある意味、敵を知ると戦いやすいみたいな感覚でした。
ここまで読んで下さりありがとうございます。また綴っていきます。malama


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