こんにちは。ページに来て下さりありがとうございます。
ASD特性のある夫とのエピソードを綴っています。
ルーチンを守りたい
前回、臨機応変が苦手と綴りました。ある意味これと通じるのですが、特性の一つに「ルーチンを守りたがる」があります。一定のことを繰り返すのが好きなようです。
これはASDの特性のひとつ、「同一性保持」と言われるもので、同じ環境・同じリズムが心の安定につながるのです。変化することへの不安感が根底にあるため、慣れ親しんだパターンを崩すことが難しいのです。
普段、夫は朝食にパンを食べます。これがもう何年も同じメーカーの袋食パン、同じメーカーのヨーグルト、同じメーカーのバターを続けています。飽きないのかな?たまには他のを試してみたくないのかな?と側から見ていて思うのですが、日常の生活を同じリズムで同じように過ごすことが落ち着くみたいです。これはこれで準備する方は楽なのですけどね。
週末の過ごし方で言うと、私はその日の気分で食べたい時間に食べたいものを選びたいので、タイミングによっては2食で済ませたりと気ままに過ごしたいのですが、夫にはそれが理解できないようで、週末でも大体決まった時間に朝食、昼食、夕食とリズムを守りたいのです。
これも特性の一つかもしれませんが、自発性には乏しいので、なら、自分で作る、どこかに食べに出かけることはせず、全身からオーラを出しながら食事を待っている様子があります。
このリズムの違いは、こちらが疲れている時にはとても苦痛になります。夫にしてみれば逆に気分次第で過ごす私の方が不思議なのかもしれないですけどね。でも私は家政婦ではないのよ

ルールを作ってみた
夫は食事ができるのを待っているのは悪気はないのです。ただ、私の気持ちが予測できないんだろうと思うのです。と言うのも、ここに至るまで何度も諍いがあったからです。私もつい、「たまには自分の食事くらい自分で作って」と言ってしまうことも度々。夫にしてみれば急に噛みつかれたような気持ちになるのでしょうね。そして、ある時、気がつきました。そうだ、ルールを作れば良いのかも、と。
事前に伝えておけば、自分でできる夫です。試しに「私は明日はのんびりしたいから自分のことは自分でしてね。家で食べるなら、ラーメンはここ、お蕎麦やうどんはここ。冷凍庫にはあれとこれがあるから食べたいものを食べてね」などとあらかじめ伝えておくことにしました。そうすると、ちゃんと時間通りに一人で食事を済ませておりお互いがストレスなく過ごせることに成功。
それ以降、夫には事前に伝えておくこと、予定が変わった時はその理由を伝えることで夫なりに対処できるようになってきました。
ASDの方は「予測できること」が安心につながります。先の見通しが立つと不安が減り、自分で対処できるようになるのです。この「事前に伝える」という工夫が、我が家ではとても有効でした。
ルールブックを作っていけばうまくいくのかな?こうやって落とし所を見つけていくのが生活の中の工夫なのかもしれません。
そういえば、たまには私の分の食事も作ってと伝えたことがありますが、「たまに」とかの曖昧な表現は伝わらないようです。
ASDの方は言葉を字義通りに受け取る傾向があります。「たまに」「適当に」「普通に」といった曖昧な表現は、具体的なイメージが湧かず伝わりにくいのです。「週に1回、土曜日に作ってね」のように具体的に伝えると格段に伝わりやすくなります。
ルールブックにどう書いていきましょうか。
読んで下さりありがとうございました。またいらしてください。malama


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