シカゴには球場が二つ。両方制覇を目指して
シカゴにはメジャーリーグのチームが二つあります。
しかも、ダウンタウンを挟んで同じCTAレッドライン沿い。
「行くからには両方制覇しよう!」
そんなワクワク感からシカゴの旅計画は始まりました。
💡球場メモ
シカゴ・ホワイトソックスの本拠地 レート・フィールド(Rate Field)
元ヤクルトの村上選手が所属
ダウンタウンからシカゴ交通局(CTA)レッドライン ダウンタウンから約15分
シカゴ・カブスの本拠地 リグレー・フィールド(Wrigley Field)
元広島カープの鈴木選手、横浜DeNAの今永投手が所属
レッドライン ダウンタウンを挟んでレートフィールドと反対方向に約25分
寝坊、運休、そしてUber——ドタバタの道中
私達は成田を夕方17時に出発し、約12時間を経てシカゴに到着。機内ではあまり眠れず、翌日からの観戦に備えて当日は早めに寝る予定でした。
が! 思いがけずシカゴの街が素敵すぎたのと、21時近くまで明るいシカゴ。テンション上がりまくりのシニア夫婦。疲れていたはずなのに、寝たのは結局深夜になってしまい、目覚めたら朝9時を過ぎてた!
しまった、今日はモーニングを楽しむはずだった! と慌ててUberでお店に向かいます。そこには事前に調べていた通りの行列。行列に並びながら、アプリで今日のチケットを確認すると
あれ? 今日はデイゲームだった。
・・・2人ともナイターだと思い込んでいました。
楽しみにしていたシカゴ名物のモーニング・・・。
行列から泣く泣く離れ、Uberでホテルにとんぼ返り。
急いで試合の準備をして、ホテル近くのループの駅に駆け込むと、駅への階段が封鎖されている。え? どういうこと?
立ちすくんでいた私達に、シカゴっ子が張り紙を指して「運行中止だよ」(多分)と教えてくれました。鉄道が運行しないって、そんなことってあるの?
——この後、LAの地下鉄でも運行中止に見舞われることを、この時の私達は知りません。

鉄道が運行しないって、そんなことってあるの?

シカゴのL(エル)は100年以上の歴史がある路線で、週末は保線工事のための区間運休が珍しくないんです。日本のような代替輸送の案内も手厚くないので、駅に着いて初めて知ることも

知らずに駆け込んだら、そりゃ立ちすくむわ…
シカゴの高架鉄道「L(エル)」は1892年開業。老朽化した区間の保守工事が週末に行われることが多く、区間運休や駅の閉鎖が事前告知だけで実施されます。公式サイトやCTAのアプリで当日の運行情報を確認しておくと安心。
アメリカの公共交通は「運休もある前提」で動くのが基本。Uberなどの代替手段をすぐ呼べるようにしておくのが旅行者の自衛策です。
ふと隣を見ると、アスペルガー特性のある夫は携帯を握りしめて立ち地蔵になっています。デジャブのような光景。役割分担をさせるべく、レート・フィールドまでUberを探すよう頼みます。
Uberに飛び乗り、やっとの思いでレート・フィールドへ向かいました。
が、ここでまたトラブル。
球場はまだ先に見えているのに、運転手は「指定された目的地はここだ、到着した」(多分)と、道の途中で降りるよう促してきます。夫はまた固まってお地蔵さんになっています。
私は必死にMLBのアプリのチケットを見せて「球場に行きたいんだ」と伝えると、運転手はわかっていたように「Uberでの依頼はここまでだけど、あと20ドル払えばもっと近くまで行くよ」——恐らくそんなことを言ったのだと理解しました。
やっと来られたメジャーリーグ観戦。背に腹は変えられません。YES!と必死で連呼し、なんとか試合開始30分前に滑り込み!

本当ならグッズショップや、球場全体を堪能するはずだったのに・・
落ち着きを取り戻した私はそんなことを考えているその脇で
もう夫は忘れてしまったのか、テンション全開。
切り替え、はやっ!
明日からは前日にもう一回確認しておこうと、こっそり思いました。
それにしてもUberを呼ぶ画面でレート・フィールドって入力した時いくつか候補地が選択肢で出てきてその中から選んだはずだったのに、なぜ中途半端なところで降ろされてしまったのでしょう。

球場を目的地に入れると候補がいくつも出てきて、どれが正解かわからないの。なぜ中途半端なところで降ろされたんだろう?

実はそこ、正規の降車ゾーンだった可能性が高いんです。レート・フィールドはUberの降車場所が「Lot A」と決められていて、そこからGate 5まで歩く仕組み。試合日は周辺が交通規制されるので、球場の真ん前には車で入れないんですよ

えっ、あの運転手さん、間違ってなかったんだ…!
大きな球場やスタジアムは乗降ポイントが複数登録されているため、目的地を入力すると似た候補がずらりと並びます。レート・フィールドの公式な降車場所は「Lot A」で、そこからGate 5を通って入場します。事前に球団の公式サイトで確認しておくと迷いません。
なお、途中で目的地を変えたくなったときはアプリ内の「目的地を変更」から操作すれば運賃が自動で再計算されます。現金でのやり取りは記録が残らないので、まずはアプリを見るのが安心です。
たどり着いたレート・フィールド
シカゴは通称「ウィンディ・シティ(Windy City)」と言われる、風が通る街。バックスクリーンには名物の風車が見えます。
ホワイトソックスの選手がホームランを打つと、花火と共に、この風車が回ります。
この日はちょうどホームランも出て、風車が一斉に回るシーンも見ることができました。
日本では見ないような大きな球場、聞こえてくる英語の賑やかな会話。何度もネットやYouTubeで見た光景が、目の前に広がる!!
この日の対戦相手はドジャース。大谷選手の姿も見えます。生憎、村上選手は怪我で出場していなかったのですが、ベンチにいるのが見えました。これも日本との違いですね。

7回には何度も見てきて、歌詞を覚えてきたメジャー名物
「Take Me Out to the Ball Game」。球場が一体となって合唱。
アメリカー!!!
球場グルメはシカゴホットドッグ。アメリカではどこでもありそうですが・・・シカゴではケチャップを使わず、たっぷりの野菜などをトッピングしていただきます。野菜不足になりそうなアメリカ旅行。これ、美味しかった!

値段は7ドルほどでしたが、この後に行くドジャースの球場と比べてかなりリーズナブルだったのも、後で知ります。
試合途中で球場の一番上まで上がっていくと爽やかな風とシカゴのダウンタウンの風景。
球場周辺には広大な駐車場。車がぎっしりです。
ところどころで車の後ろでバーベキューをしているのも見かけました。

これも文化なのかな?何をみても面白い!

駐車場で車の後ろでバーベキューしてる人がいたの。これも文化なのかな?

それ「テールゲートパーティー」といって、アメリカのスポーツ観戦の伝統なんです。試合前に駐車場でグリルを出して飲み食いしながら盛り上がる、立派なイベント。専用の道具や定番レシピまであるんですよ

試合前からもうお祭りなのね! 次に行くならやってみたい
テールゲートパーティーは、車の後部(テールゲート)を開いて食事や飲み物を広げ、試合前に楽しむアメリカ発祥の文化。アメフトが特に盛んですが、野球でも駐車場のあちこちで見られます。
早い人は試合の数時間前から場所を取り、グリルや折りたたみ椅子を持ち込みます。「観戦は駐車場から始まっている」のがアメリカ流。旅行者は参加しにくいですが、その熱気を眺めるだけでも楽しい光景です。
朝は寝坊しモーニングを諦め、
地下鉄は止まり、
Uberでも振り回され、
汗だくで球場へ駆け込んだ一日。
でも振り返れば、それも全部シカゴの思い出です。
また綴っていきます。malama
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