旅行と野球が共通の趣味の、還暦間近50代夫婦です。ASD特性のある夫と二人暮らし、アラ還主婦のmalamaです。→詳しい自己紹介はこちら
日本でもいくつかの球場に足を運んだことがあり、シカゴでも2つの球場を訪れました。
野球場には慣れている我々。しかしドジャースタジアムは、経験値を上回るものでした。
1人3万円。開場2時間前に入れる「プリゲームツアー」
初めての球場。行き方は何度も調べて満を持して迎えた観戦初日。
私達は開場2時間前から入場しスタジアム内を見学できるプリゲームツアーに申し込んでいました。
ドジャースの料金はモンスター級
通常のチケットも高いのに、このツアーだけで1人3万近くするのです。悩んだ末に購入。
このチケットの集合時間は15時半。
ドジャースタジアムへの行き方は、Uber一択だった
球場でビールを楽しみたい我々は車の選択肢はなく、どの交通機関で行けば良いのか。
通常はユニオンステーションから出発するエクスプレスが一番の選択肢。
が、これは試合開始3時間前からの運行なので間に合わない。
となるとUber一択。ホテルから球場までは30分もかからない距離。
スタジアム周辺は渋滞で有名のようだけど早めの時間だから大丈夫。
Uberでホテルを14時半前には出発。
品の良さそうな運転手に「ゲートE!」「ゲートE!」と念押し。
運転手は「ok,ok」と笑顔。すっかり安心し、LAの風景に目を奪われているうちに到着。
地図を見ていた夫は険しい顔つきでゲートEは反対側!と呟いてる。
どうやら通常の降車場所のゲートBで降ろされたみたい。
この時の私は到着ゲートが違っただけでしょ、と軽く考えていました。
時間は15時前。球場には到着しているのだし、きっとちょっと遠くに降ろされただけでしょう。
ゲートを間違えたら、野球場で山登りが始まった
降車場所のゲートオープンはまだ先のようでスタッフもいません。
山道を降りて既に行列ができていたゲートで現地の人に、カタコトで私達はプリゲームに参加予定
ゲートEに行きたいんだと、聞くと気の毒そうに「ベリーファー」……遠いってことだよね。
え?野球場でゲート間違えるだけで山登り?
その会話を隣で聞いていた夫。
あー スイッチオンしてる。時間を守ることは彼の基本。
その瞬間からカリフォルニアの太陽が降り注ぐ青空の下、
後ろの私を気遣うことなく鬼のような形相で山道を登り始めました。
私も大汗をかきながら、なんとか集合場所のゲートEに到着。
来る前にあれだけリサーチしていたのに!なんでなの、と自分に言いたい。
野球場なんだから一周できるはず、と甘く考えてました。
声を大にして、言いたい。ドジャース球場の「隣」は「隣」ではなかったのです。

野球場なんだから、ぐるっと一周できると思ってたのよ。なんで隣のゲートに行くのに山を登るの?

ドジャースタジアムは、丘を削って建てられた球場なんです。しかも「歩いて移動する人」のことは、あまり考えられていません

歩く人のことを考えてない野球場…!?
ドジャースタジアムは1962年、チャベス・ラビーンと呼ばれる丘陵地に建てられました。設計者エミール・プレーガーが考えたのは、駐車場を斜面に沿って21か所、段々畑のように配置する方法。しかもその一つひとつが、6つある座席階層と同じ高さでつながっています。
つまり自分の席と同じ高さの駐車場に停めれば、階段を一段も上らずに席へ入れる。車で来る人には天国のような設計です。でも裏を返せば、ゲートはそれぞれ違う高さにあるということ。隣のゲートは「横」ではなく「上」か「下」にあります。歩いて移動すると坂の上り下りになるのは、そのためなんです。
そしてもうひとつ。ドジャースタジアムではUberなどのライドシェアの降車場所が決められていて、2025年からは「ゲートBから入ってLot 1で降ろす」のが基本の運用になっています。アプリも、初期設定ではこの場所を目的地にします。つまり運転手さんの「ok, ok」は、いい加減な返事だったのではなく、いつもの降車場所へ向かうつもりの返事だったのかもしれません。
もっとも、試合前なら開いている複数のゲートで降ろすこと自体は認められているようです。やっかいなのは、一度敷地に入ってしまうと係員の誘導に従うことになり、球場をぐるっと回って別のゲートへ、ができなくなること。勝負は「どのゲートから入るか」を、乗る前に伝えられるかどうかでした。口頭で連呼するよりも、アプリの地図で降車地点のピンを動かして指定するほうが伝わりやすいようです。とはいえ、どこまで融通が利くかはその日の運用しだい。着いてから歩く時間を30分ほど見ておくのが、いちばん確実な保険かもしれません。
そういえばシカゴでも、ゲートが時間どおりに開かずに並びました。アメリカの球場では、よくあることみたいです。
→ 50代夫婦のメジャーリーグ観戦旅⑫ リグレー・フィールド Go Cubs Go! が心に刻まれた
初日から度肝を抜かれたドジャースタジアム。
それでも到着した私たちを迎えてくれたのは、雲ひとつない青い青い空の下に堂々と存在する
ボールパークモンスターでした。
読んでくださりありがとうございましたmalama


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