還暦間近50代夫婦です。ASD特性のある夫と二人暮らし、アラ還主婦のmalamaです。→詳しい自己紹介はこちら
長く続いた9月の雨。夏の名残も感じる間もなく、気がついたら季節はすっかり秋。
日が落ちるのも早くなりました。
退勤時間は変わらないのに家路を急ぐ気持ちになるのは不思議なものです。
仕事終わり、気持ちは仕事から切り替えたつもりなのに、
今日のやり取りを頭の中で反芻しながら家路につく。
さあ、夕飯どうしようと思いつつ歩く
見上げれば大きなマンション。まだ灯りのつかない部屋もあれば、煌々と灯る部屋もある。
明るい部屋からは笑い声も聞こえてきそう。
どの部屋も、それぞれの時間軸。
我が家までの通路は空腹の私の嗅覚が刺激される瞬間。
あ、このおうちはミートソースだな、ここは肉じゃがかな?
ちょっと子供に戻った感覚。
我が家の玄関を開けると、そこは真っ暗で当然、ご馳走の匂いもしない。
疲れた体にもう一踏ん張り。さあ、何を作ろうか。
なーんて、そんなのは幻想。レトルトにちょっと手を加えられればまだマシ。
ああ、私はいつまでこんなにあくせく働くのだろう。
豪華な夕飯を作りたいわけではありません。
「何か作らなくちゃ」ではなく、「今日は何を作ろう」と考えられる時間と余力が欲しいのです。
そんなことを考えながら、レトルトの封を切った秋の夜でした。


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